■ グラウンドの維持管理
よい管理が、すばらしいグラウンドを作ります。 グラウンドは使えば使うほど真価を発揮しますが、管理を放置すると損傷、摩滅が激しくなります。整備不良のグラウンドはシューズやスパイクによって踏み固められたり掘り起こされたりして硬度が変化すると共に、外部から土砂や異物が入り込んで危険性が増大する事になります。 安全性の確保と良好なコンディションを維持するためには、日常の維持管理作業を欠かす事ができません。 又それぞれの状態により適切な処理を施してやることが必要です。 それには、次のような3条件が要求されます。
■ 維持管理の3条件
1)硬度の保持 グラウンドの硬度は、競技種目によりそれぞれ適切な硬度がありますが、使用することによって表面が摩耗し、乱されるだけでなく、自然放置した状態でも表層の密度が低下してきます。 また、冬季は凍上により密度が少なくなったり、含水比の変化によって硬度が一定の値を保てなくなります。
■ グラウンド使用後の管理 グラウンドを使用すると、表面がでもぼこになり、さらに削り取られる。特に雨が降ったときは、ぐしゃぐしゃになり、そのまま乾燥すると堅くなる。 トンボで均しても表土下部が堅く、ねんざ、転倒などの事故原因になる。 それゆえに、よいグラウンドにしなければならないのであるが、乾燥してパサパサになっているのにローラー転圧すると表層を破壊させ、雨のあとすぐ転圧するとずれたり、はくりさせたりするから、損傷の状態に応じて適切な方法で整備しなければならない。
■ 春先の補正 冬の間に凍結融解した表土は、春先に補修しなければならない。次の順序による。